光と風と木漏れ日の中で。
光と風と木漏れ日の中で。 第5話
数時間後。
〜〜〜〜♪
津軽海峡冬景色の最初のフレーズが流れだす。
これはシゲの着メロ。
最初あった時、なんとなく演歌が似合う気がしたから。
頭が働かない。それに体も重い。
携帯はベットの上で、
まるでそこまで何千`まであるみたいに遠い気がする。
"留守番サービスセンターに接続します。・・・・・"
「結人?おんのやろ?」
・・・・。
「まぁ・・・ええわ。とりあえず最後まで聞いてな。
この前、結人から初めて電話かかってきた時、俺めっちゃ嬉かってん。」
嬉しかった・・・・?
「せやけど。風邪ひいたこと聞いて、なんで俺に言ってくれへんかったんやろ、
とか、いろいろ思ってしもて・・・・・」
「アホやな。風邪ひいとったら電話なんてできへんのに・・・・」
「町で会った時、奢ったんは別に深い意味はないねん。
電話で結人が明日空いとるかきいたやんか?
俺に奢る気やったやろ?俺は別にそんなん求めて奢ったわけやない。」
・・・・そっか。
だから、シゲは怒ったのか・・・・。
自分の失態に恥ずかしくなる。
「たしかに、下心はあったかもしれへん。けど、純粋な気持ちやった。
奢ったのは、また結人に会いたかったからなんや。」
・・・・・俺に、会いたかった・・・・・?
「だからあの時結人の誘いに乗ってたら、
もう終わりな気がしたんや。会う口実無くなってしまう気が、した。」
「結人、ごめんな。」
!・・・・・ッ
ピッ
「・・・・バッカヤロ・・・・。」
「結人?」
「ずっと考えてたんだぜっ・・・・なんでシゲが怒ってんだよ、って・・・・
別に何の用が無くたって、俺はシゲに会うつもりだってっ・・・・・!!」
「・・・・・結人。」
「切られたとき、ずっげショックでっ・・・・
なんで俺がこんな思いしなきゃなんねーんだよっ・・・」
「結人。・・・泣くなや。」
「泣いてねーよっ!!」
「・・・・今から、会いに行ってもええか?」
「当ったり前だろっっ・・・・・。」
「おおきに。すぐ行く。」
プッ――――
ツーッ、ツーッ、ツーッ
なんでこんな・・・・
泣いてんだろ。
かっこ悪い・・・・・。
シゲとの和解。
一つ分かった事。
……人を愛する気持ち。
続く。
懺悔というか・・・・言い訳?
――――――――――――――――――
相変わらず泣き虫サンの結人♪(笑
シゲがたくさんしゃべってて、口調に困った・・・・(汗
変なトコいっぱいでごめんなさいv(爆死
柚杖は中部地方に住んでるんで、わかりませんvv(言い訳
だんだんコメントが短くなってる〜!!(滝汗
次回予告をしておきます。↓
シゲ、結人、どっちかが告白っ!
そして後ろに潜む黒い影ッ!!
さて、どうなる最終話!!!!
※バカでごめんなさい※